子供の字が汚い・・・。きれいに書いてほしい・・・。そうは思うものの、どうやったらキレイになるのか本人も分からなければ親も分からないのではないでしょうか?
そもそも親は字がキレイなのか?と言われるとドキっとする人も多いのでは(笑)
ここでは、字が汚い息子のために選んだ「ひらがな練習帳」をご紹介します。迷った他のドリルとの違いもお伝えします。
果たして息子は字がキレイになったのか?
キレイに書けない原因となる障害についても触れておきますよ。
子供の字が汚い。しかし教え方が分からない。
ひらがなカタカナを一通り覚えた当時1年生の息子。とても字が汚いです。自分で書いた字が読めない!はあるあるですよね。
「もっときれいに書きなさい。」「丁寧に書いたら?」とは言うものの、具体的にどうしたら良いのかはアドバイスできませんでした。「枠からはみ出ないように。」くらいは言えるんですけどね・・・。
恥ずかしながら親の私が字に自信がないので正しい教え方がわからないのです。
ひらがなって曲線が多くて、キレイに書くのは漢字より難しいかも・・・
直し方① 習い事で「子供の字が汚い」を直す!
時間とお金に余裕があり、習い事で練習させてもいいかも?という方は、街の硬筆教室やくもん書写に通うという選択があります。
姿勢から鉛筆の持ち方、線の書き方まで細かく教えててもらうことができますよ。
家ではやる気になってくれない子や、長い時間をかけてじっくり丁寧に、レベルの高いきれいな字が書けるようになりたい子にオススメです。
直し方② 市販のドリルで「子供の字が汚い」を直す!
我が家は市販のドリルで練習することにしてみました。取り組んだのはこれ↓
こちら↓もよく見かけるんですけどね。よく似ているこの2冊。本屋さんで見比べて悩んだ結果、上の「べじまるといっしょに字がきれいに書けるようになる こどものひらがな練習帳」にしました!
なぜ上の方のドリルを選んだのか、2冊の違いも含めて、ご紹介します♪
『べじまるといっしょに字がきれいにかけるようになるこどものひらがな練習帳』 オススメポイント!
「見開き2ページで1つのひらがな」が見やすい
このひらがな練習帳は、見開き2ページで1つのひらがなを練習します。
文字の形
↓
書くときのポイント
↓
書く練習
この流れが、文字ごとに見開きで見渡せるようになっています。
子供にとっても学習の流れが理解しやすいかなと思います!
対して『なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳』の方は、3ページで1つのひらがなを練習する構成になっていたので、少し分かりずらいかな?という印象を受けました。
情報量がちょうど良い
ひらがなって、曲線が多くて形を整えるのが難しいですよね。
線が複雑に絡む文字は、ポイントを上げだしたら多くなってしまいます。
子どもだと、気を遣うことが多すぎると、書くときにわけが分からなくなったり、「もういやだー!」となってしまうかも。
その点、このひらがな練習帳はポイント量が多すぎず少なすぎず、ちょうど良いなという印象でした。
しっかり書き練習ができる
『べじまるといっしょに字がきれいにかけるようになるこどものひらがな練習』は、ポイントを確認した後に書き練習があります。書き練習は、なぞり3回を含めて計8回です。
対して『なぞらずにうまくなるこどものひらがな練習帳』では、まず最初に3回、ゆびなぞり後に2回、ポイント確認後に2回です。
個人的には、ポイント確認後にしっかり練習できる方がいいなと思いました。
さらに『べじまるといっしょに字がきれいにかけるようになるこどものひらがな練習』は、本の最後の方にもしっかり練習できるページがありますよ。
『なぞらずにうまくなるこどものひらがな練習帳』の方は確か、あいうえお表での練習が1回か2回だったと思います。
ひらがな練習帳で字はキレイになったのか?
ひらがな練習帳を全てやり終えた息子。果たして字はキレイになったのでしょうか?
結果は、「だいぶマシになった!」という感じです(笑)
そりゃあ、ドリルを1回やっただけではお手本のようにキレイにはなりませんでしたが。
なにより、『「どうやったら字がキレイになるか」が親子で分かった』というのは大きいです!
私も具体的なアドバイスをできるようになったんです。
結局、字がキレイに書けるかどうかは、まず本人が「キレイに書こう」としているかどうかなんですよね。
息子はまだまだ乱暴に書くことが多いので、「キレイに書き直してね」というとキレイに書けるようになりましたよ。
副産物として私もキレイなひらがなが書けるようになりました♪
下の子の練習にも購入する予定です!
「べじまるといっしょに字がきれいに書けるようになる こどものひらがな練習帳」オススメですのでぜひ活用してみて下さいね。
【大切】字をきれいに書けない発達障害がある
発達障害の一種に「学習障害」というものがあります。「学習障害」とは、文字の読み書きや計算が困難である障害です。
学習障害の場合、その苦手な事以外の知的能力については、周囲と変わらず遅れはないことが多いのだそうです。
つまり、障害であるにもかかわらず単なる「苦手」と捉えられてしまったり、「本人の努力が足りない」「家庭の教育が悪い」などと偏見に繋がったり発見が遅れることが多いのです。
本人にとって「努力しても何故かできない」という状態はツライですよね。
学習障害の中で、「文字を書くのが難しい障害」を「書字表出障害(ディスグラフィア)」と言います。
ディスグラフィアの場合、その子の特徴にあったトレーニングが必要となるので、「うちの子もしかして?」という場合は専門家に相談してみて下さいね。