子どもの将来のために、英語を勉強させた方が良いと考える人は多いですよね。しかしパパママが英語が苦手という場合、どのように学習させるべきか悩むところ。
英会話の教室や、インターの幼稚園などは月謝が高く、親の負担も大きいですよね。
ここでは英語が苦手な私が、あまりお金をかけずに子どもに実践している英語学習をご紹介。
目的や効果、使用して良かった教材などご紹介いたします!
一言で言うと、「7歳まではインプットメイン」です。8歳からアウトプットに挑戦します。
言語の習得はまずインプットから!っていいますよね。言葉が分からない赤ちゃんは大量にインプットをし続けて、その後にあふれ出すように言葉を話し始めます。
しかし日本に住んでいて、親が英語を話せない限り、インプットできる量はほんの少しずつ。
なので長い時間をかけてインプットしていきました!
1歳~2歳 英語のかけ流しからスタート
目的:英語の音を馴染みのあるものにしておく
やったこと:英語の歌やアニメのかけ流し(月に1~2回)
主な仕様教材:youtube動画「 Super Simple Songs」
この頃は、英語に関してあまり真剣に考えてはいませんでした。
そのうち英語を習わせたいなーなんて思いながら、他の習い事もありタイミングがなく。
ただ、英語の動画や歌のかけ流しはずっとやっていました。
なぜなら、大人になってからでは英語の発音が聞き取りにくくなるためです。
「小さいころから英語の音に触れさせておかなければ!」と思い、
たまたま見つけたyoutube動画の「 Super Simple Songs」を流していましたよ。
頻度はかなり低いですが(汗)
しかしこの「 Super Simple Songs」シリーズは英語を本格的に学習し始めた今でもたまに見せたくなるほど、優良でクオリティが高い動画なので本当にオススメ!
数字や色、動物、天気、体のパーツ、動きなど、身の回りの物が分かりやすく描かれているんです。
しかも短い歌が30分とか60分とか繋げられているので、放置が可能!
これは6歳くらいまで、たまに気が向いたときに再生するくらいで継続していました。
得られた効果
・日本語の音だけでなく、英語の音も知っておくことができた
・数字を英語で覚えられた
3歳~5歳 「英語は楽しい」印象に
やったこと:幼稚園での英語(週に1回)
主な仕様教材:無し
かけ流しを継続しつつ、入園した幼稚園で英語が始まりました。習い事とかではなく、保育時間内でのカリキュラムです。先生はネイティブの外国人先生と、ネイティブ並みの日本人先生がいました。
週1回で、時間も短かかったと思いますし、どこまで身についていたかは不明です。
しかしお友達と学び、先生と簡単なやりとりが出来ることで、英語は楽しい!という感覚になったと思います。
机や鉛筆は使わず、お勉強というより遊びですが、これってかなり重要なことですよね。
英語学習の最初の一歩は、「英語は楽しい」と思わせることだと思います!!
幼稚園などで英語の時間がなくても、英語の動画を見て一緒に歌ったり、身振り手振りを入れてあげるだけでも、きっと楽しい印象になるのではないでしょうか♪
得られた効果
・「英語を楽しむこと」ができた
・色や数字や簡単なフレーズは記憶に残っている様子
6歳 音楽をかけ流して音を忘れない
目的:英語の音を忘れない
やったこと:英語音楽のかけ流し(週に4回くらい)
主な仕様教材:無料の音楽再生アプリ(Spotify)
小学校に入学して何かと忙しい中、英語学習に関して何かを始める余裕はなく・・・。
それでも「英語を忘れて欲しくない!」と思っているところに、無料で音楽が聞けるアプリがあることを知りました。
本当に便利ですよね。検索すれば色んな英語の歌がすぐに聴けます。
主に夜やお休みの日に、英語の歌をかけ流していました。子供向けで分かりやすいものや、ディズニーの曲を流していましたよ。
驚いたのが、子どもって英語の歌を丸暗記できちゃうんですよ。私は1曲の中でも知ってる単語しか聞き取れず、そこしか歌えるようにならないのです。
しかし子どもは全部が初めてなので、丸暗記です。発音も、先入観がないので聞いたまま発音します!
そこですかさず「え?!○○くん、ママより英語上手じゃん!」などと褒めておくと自信を持ってくれます(笑)
得られた効果
・英語の歌を口ずさむようになった
7歳前半 Phonics(フォニックス)との出会いで劇的変化
目的:フォニックスの習得と確認
やったこと:YouTube視聴(毎日30分)
主な仕様教材:
①YouTube動画『Alphablocks』
②YouTubeチャンネル「ティーチャーまちこの子ども英語学校」の「ジョリーフォニックス基礎編」
③市販ドリル『Enjoy Phonics!(エンジョイフォニックス)』
息子の英語との関わりは7歳で大きく変わります。
英語学習をちゃんと始めるには遅いと思われるかもしれませんが、今までのかけ流しで英語の音には慣れています。
かつ、年齢的に理解力も高まってきているので習得も早いです。
7歳で出会ったのはPhonics(フォニックス)。
フォニックスとは、英語の発音ルールのことなのですが、これを英語学習の初期に学ぶか学ばないかで、今後の学習の効率がかなり変わってきます!
カタカナ英語が身についてしまうと、キレイな発音を習得するのがより難しくなってしまうので、インプットもアウトプットもフラットに出来るうちに習得させたい!とこのタイミングで学習させました。
Alphablocks(アルファブロックス)
フォニックスが楽しく覚えられるのが動画『アルファブロックス』です。
アルファブロックスはイギリスBBCの子供向け番組で、子どもに有害な情報無し!動画の数も豊富!面白い!無料!といいこと尽くしで大人気の動画です。
息子は大ハマり。毎日お風呂前に20分ほど見るのが日課になりました。
お休みの日も「アルファブロックス見たい!」とせがませるほど。
しかも楽しみながら自然にフォニックスルールが身につくのに加えて、単語の発音と綴りも、いつの間にかたくさん覚えました!
下の記事でもご紹介しています♪
アルファブロックスに出てくる歌は無料音楽再生アプリ『Spotify』でも聴くことができるので、再生すると子どもは喜んで歌っていましたよ。
「ティーチャーまちこの子ども英語学校」の「ジョリーフォニックス基礎編」
そして、アルファブロックスとほぼ同じに視聴していたのが、YouTubeチャンネル「ティーチャーまちこの子ども英語学校」の「ジョリーフォニックス基礎編」です。
こちらは、とっても明るいまちこ先生によるフォニックスのレッスン動画です。
発音のコツなど日本語で説明してくれるのでとっても分かりやすい♪
息子にとっては初めての英語の「お勉強」という感じでしたね。
お勉強と言っても1つの動画で10分ほど。テンポも良いので飽きる前に終わります。終わるたびに「明日は何の音かなー?」とチェックしていましたよ♪
この動画は見ているだけの動画とは違い、クイズに答えたり、書く練習もします。
なので理解できているのかチェックができるのが良いところ。
市販の教材を元にしていますが、持っていなくても大丈夫です!
得られた効果
・英語の発音ルール「フォニックス」の基礎を覚えた
・英単語の発音とつづりをたくさん覚えた
・知らない単語もつづりを見てなんとなく発音してみたり、逆に発音を聞いてつづりを書いたりできるようになった
・「○○は英語で何て言うの?」と何度も聞き、英語に興味津々になった
市販ドリル『Enjoy Phonics!(エンジョイフォニックス)』
アルファブロックスを半年ほど視聴したころ、どれくらいフォニックスを理解しているんだろうと気になり、初めて英語のドリルに挑戦しました。
それがこちら『Enjoy Phonics!(エンジョイフォニックス)』です。
タイトル通り、フォニックス専用のドリルで上巻下巻があります。CDを聞きながら問題を解くスタイルです。
結論から言うと、ほぼ余裕で上下巻終わりました!
基礎だけにはなりますが、フォニックスを理解し、聞き分けたり文字で書いたりできるようになっていることが分かりました。
7歳後半① 様々な英語コンテンツで大量インプット
目的:英語の日常会話を知る
やったこと:知育アプリ、YouTube視聴(1日20分)
主な仕様教材:
①知育アプリ『Khan Academy Kids』
②YouTube動画『Peppa Pig 』
英語知育アプリ『Khan Academy Kids』
アルファブロックスを3ヶ月ほど視聴したころ、他にも良さそうなコンテンツはないかなと探して良かったのが知育アプリ『Khan Academy Kids』。大人気のアプリです。
無料なのにクオリティが高い!しかもコンテンツ内容がめちゃくちゃ豊富です!!
オール英語で日本語は出てこず、たまに何を言っているのか分からないこともありますが、何とかなります(笑)
英語の絵本の読み聞かせや、ゲーム、算数の問題を英語で解いたりもします。
しかも年齢の設定が出来るので、難易度を変えられるのが素晴らしい♪
ご褒美システムもあるので、子供はこのアプリのことを「プレゼントのやつ!」と言っています(笑)
Peppa Pig
そしてもう1つお気に入りとなったのがYouTubeで見れるアニメ『Peppa Pig 』です。
海外の子がよく見るアニメだそうで。調べてみるとイギリス発祥のアニメですが、世界中で愛されているのだそうです。
主役は子ぶたの女の子で、家族やお友達との楽しい日常を描くアニメです。
どのキャラクターもとても愛らしく、うちでは7歳息子より、5歳娘の方がハマってます♪
7歳後半② サイトワーズを覚える
サイトワーズというのは英語圏で幼稚園から小学校低学年にかけて学ぶ頻出単語です。
全ての英文の約7割が読めるようになり、日常英会話の約9割がカバーできると言われているので、これは覚えさせたい!
しかしこのサイトワーズは、フォニックスのルールで読めない単語も多くあり、つづりと意味を丸暗記をすることになります。
一般的なものが “Dolch Sight Words”と呼ばれる220語+名詞95語なのですが、これをどうやって覚えさせるのか、かなり悩みました。
名詞は写真やイラストでも説明ができますが、例えば「if」「for」「will」など説明が難しい単語が多く・・・。
選んだのはYou Tubeチャンネル「Rock ‘N Learn」にあるサイトワーズの動画です。
独特の雰囲気とクオリティー的に大丈夫かな?と思ったけど、かなり分かりやすく、子供もケラケラ笑いながら見たりと、面白さもありました♪
この動画の前に、他のブログでよく紹介されている下↓の「Meet the Sight Words」も少し見せてみました。
しかし「play」が野球をしているのを見て「play=野球」などと間違って覚えてしまったのですぐに辞めたんですよね…。
単語の意味とイラストが一致しにくいものが多いように感じました。
選んだ「Rock ‘N Learn」のサイトワーズ動画には、単語だけでなく、その単語を使用した簡単な文も出てきます。
それが、難しすぎずちょうど良くて!
その効果で、いつの間にか簡単な英文を見て英語で発音し、読めるようになっていました!
これには驚き!
最後に、あまり長くは使いませんでしたがサイトワーズを覚えるアプリでも遊んでいましたよ。
↓
インプットまとめ
英語の音に慣れる
↓
フォニックスの習得
↓
サイトワーズの習得
という流れて7歳まで英語をインプットし、同時に英語の楽しさを感じてきました。
そして、その中でよく出てくる単語はたくさん覚え、知っている英語も着々と増えていきました。
もちろん量はまだまだ足りず今後もインプットし続けなければなりませんが。
いよいよ8歳からアウトプット始めます!
オンライン英会話レッスンを開始しましたので、よければこちらの記事もご覧になってください♪